2024.11.15
環境マネジメントシステム研修会を開催しました
この度、宮城県補助事業を活用して『環境マネジメントシステム研修会』を開催しました。
〇日時:令和6年11月7日(木)14:00~16:30
〇会場:ホテル白萩 2階錦A
〇後援:宮城県 仙台市
〇内容
①『なぜ、環境マネジメントシステムに取り組まなければならないか』
講師:環境カウンセラー(元東北大学環境保全センター教授)
溝口 忠昭 氏
②『エコアクション21』『みちのくEMS』について
講師:(特非)環境ネットやまがた エコアクション21
地域事務局責任者 河合 麻衣 氏
講師:(特非)環境会議所東北 みちのくEMS認証機構 事務局
桔梗 佑子 氏
③『エコアクション21』『みちのくEMS』個別相談会
〇参加者:46名
溝口先生のご講演では、環境マネジメントシステム(EMS)の歴史的背景から、EMS導入の本来の目的まで幅広くご講義いただきました。
『EMSの認証登録で必要なことは、形式的なEMS構築、文書類の作成から脱却し、事業経営に役立ち企業価値を高めるツールとしてのEMSを発展させることが求められる』『環境活動の成果はそれに関わる人次第である』等のお話からEMSについて多くの気づきを得ることができました。
『エコアクション21』『みちのくEMS』についての概要説明では、各事業の特色やメリット、認証取得・登録までの手順・費用等についてお話いただき、より具体的にEMSについて知識を深めることができ、その後の個別相談会には6社7名の方が希望され、熱心に質問をされていました。
参加者からは、『環境活動の成果を確認することも重要だが、個人の意識改革を行う事に重点を置いていきたい』『産廃業界が環境への取組を当たり前にできるよう引続き環境活動をテーマとした研修会をしてほしい』等の感想が寄せられ、EMSの目的を改めて考え直す意義深い研修会となりました。